Drupal10
Drupal10
2022年12月14日に最新バージョンである『Drupal10』がリリースされました。
Drupal10の導入でより充実した最新テクノロジーを体験してください。
*Drupal7は2025年1月にサポート終了予定、Drupal8は2021年11月にサポートが終了済みです。
Summary
Drupal10の概要
テーマの変更
デフォルトのテーマがBartikからOliveroに、管理画面のテーマはSevenからClaroに変更されました。
デフォルトのテーマがBartikからOliveroに、管理画面のテーマはSevenからClaroに変更されました。
要件の変更
Symfony 6.2、PHP 8.1が必要になりました。また、Internet Explorerのサポートは終了しました。
Symfony 6.2、PHP 8.1が必要になりました。また、Internet Explorerのサポートは終了しました。
CKEditor 5の導入
CKEditor4のサポートが終了するため、よりモダンなデザインのCKEditor5が導入されました。埋め込んだメディアの編集、表の挿入、リンクの確認・管理の際に、ダイアログボックスが表示されることなくスムーズに作業することが可能となります。さらに追加で購入可能なプレミアム機能では、リヴィジョンの履歴、リアルタイムな共同作業、PDFおよびWordへのエクスポートなどの機能を利用することができます。
CKEditor4のサポートが終了するため、よりモダンなデザインのCKEditor5が導入されました。埋め込んだメディアの編集、表の挿入、リンクの確認・管理の際に、ダイアログボックスが表示されることなくスムーズに作業することが可能となります。さらに追加で購入可能なプレミアム機能では、リヴィジョンの履歴、リアルタイムな共同作業、PDFおよびWordへのエクスポートなどの機能を利用することができます。
コアの強化
システムのコアを強化するため、コアモジュールだったThe Quick Edit、Aggregator、HAL、RDF、Color modulesはコントリビュートモジュールに、Bartik、Seven、Classy、Stableのテーマはコントリビュートプロジェクトに移動されました。ただし、Drupal9.0以降に追加された機能は全てDrupal10にも含まれています。
システムのコアを強化するため、コアモジュールだったThe Quick Edit、Aggregator、HAL、RDF、Color modulesはコントリビュートモジュールに、Bartik、Seven、Classy、Stableのテーマはコントリビュートプロジェクトに移動されました。ただし、Drupal9.0以降に追加された機能は全てDrupal10にも含まれています。
自動アップデートとプロジェクトブラウザ(拡張モジュール)
自動アップデートモジュールを使えば、Composerを使わずにモジュールのアップデートや、コアのパッチレベルのアップデートが取得できるようになります。アップデートの全ての段階で問題が検知・報告されるため、アップデートが可能となった後に問題が見つかるといったことがなくなります。 プロジェクトブラウザモジュールではモジュールやテーマの検索・インストールが簡単になります。プロジェクトを選択後、サイトにどのように拡張モジュールをインストールすればいいか提示されます。プロジェクトブラウザはDrupalサイト内で利用可能なため、Drupal.orgなどを見に行く必要がなくなります。
自動アップデートモジュールを使えば、Composerを使わずにモジュールのアップデートや、コアのパッチレベルのアップデートが取得できるようになります。アップデートの全ての段階で問題が検知・報告されるため、アップデートが可能となった後に問題が見つかるといったことがなくなります。 プロジェクトブラウザモジュールではモジュールやテーマの検索・インストールが簡単になります。プロジェクトを選択後、サイトにどのように拡張モジュールをインストールすればいいか提示されます。プロジェクトブラウザはDrupalサイト内で利用可能なため、Drupal.orgなどを見に行く必要がなくなります。
Important Point
Drupal10へのアップグレードの注意点
Drupal7をお使いの場合
サイトの全面移行が必要です。Drupal9、Drupal10どちらにもアップグレードができます。
Drupal8をお使いの場合
Drupal 8は2021年11月2日にサポート終了を迎えています。Drupal 10への直接的なアップグレードパスは存在しませんので、まずはDrupal 9にアップグレードする必要があります。
Drupal9をお使いの場合
Upgrade Statusモジュールをインストールし有効化することで、アップグレードに必要な準備事項を可視化することが可能です。
Flow
Drupal10へのアップグレード手順
- STEP01
Drupal coreを9.4または9.5にアップデートする
Drupal coreを9.4または9.5にアップデートする
Drupal coreが9.4未満の場合はまず9.4または9.5にアップデートする必要があります。
- STEP02
Upgrade Statusをインストール・有効化する
Upgrade Statusをインストール・有効化する
Upgrade Statusを使うことにより、管理画面上でアップグレードに際する必要事項を確認することができるようになります。
- STEP03
拡張モジュール、カスタムモジュールの更新、修正を行う
拡張モジュール、カスタムモジュールの更新、修正を行う
Upgrade Statusに従ってモジュールの更新を行います。Drupal Rectorを使うことにより非互換性を自動で修正することも可能となります。
- STEP04
Drupalコアをアップデートする
Drupalコアをアップデートする
Composerを使いDrupalコアをアップデートします。
Upgrade
その他アップグレード情報
Drupal10へのアップグレードに関する情報はこちらからご確認いただけます。